虫とりのむこうがわとは

虫とりのむこうがわとは

蝶を育てて空へ還す飼育キット

蝶を幼虫~さなぎ~成虫へと育て、空へ還すまでの飼育キットです。人と自然の距離を再び近づけるために開発しました。音やにおいがほとんどなく、テーブルの上で育てることができます。また、成虫になるまでのエサもセットになっているので、植物をとりにいく必要もありません。

かけがえのない原体験・蝶と暮らすたのしみ・地球とのつながり感

まずは体験してほしいと思います。同じ地球の上にこんな不思議な生き物が暮らしていることを。幼少期のお子様にとっては、人生で一度は経験してほしい、すこし衝撃的でかけがえのない原体験となるでしょう。大人の方にとっても、今一度、自然の神秘に感動していただけるでしょう。日々虫むことともに暮らすうちに、いつの間にかとてもいとおしい存在になっていることでしょう。

そして蝶が成虫になり、空に還すときがお別れです。少しさびしいですが、そこから生まれるのは地球とのつながり感。その蝶とはお別れですが、その後の暮らしを想像してください。遠くの町まで飛んでいって、誰かが見つけてくれるかもしれません。そしてどこかの山の奥まで飛んでいって、別の場所からきた蝶と出会い、次の世代に命をつないでいくのでしょう。そういうほわっとした地球とのつながり感が心の中に生まれ、離れなくなるでしょう。 今日もどこかにいる、同じ時代を生きている仲間として。

ソーシャルビジネス(社会的課題をビジネスの手法で解決していく活動)

「株式会社 空から蝶」の目的は、「蝶で人と自然の調和した世界をつくる」ことです。現在、地球上からいろいろな野生生物が減ってきています。これに対し、生態系のピラミッドを支える一番下の部分、有用な野生植物から順に増やしていかなければと考えています。(ここでいう「有用な」とは、教育に役立つ・窒素固定・食糧・薬・美しい・たくさんの種類の動物のエサとなる・・・などできるだけ多くの機能を兼ねる植物をさします。)

つまり、事業の目的は人と自然をつなげながら植物を増やすことです。そのため、植物を育てながら、その増加分より少ない量を利用して蝶を育てるデザインにしました。それが虫むこです。 虫むこでは、粉末状の人工的なエサを開発し、以下の2つの事により可能にしています。

【少量の食草で蝶まで育てることができる】
蝶の幼虫は、種類によって食べる植物が決まっています。モンシロチョウはキャベツ、アゲハチョウはミカンというように。虫むこは、カイコのエサ飼料などにも用いられている粉末(主に小麦粉由来)に食草(本来蝶の幼虫が食べる植物)の粉末を少量混合して「エサ」にしています。このことにより、少量の食草で蝶まで育てることができます。

【植物をあますことなく利用できる】
野外では、幼虫は新鮮な新しい葉しか食べませんが、「粉末」にすることで、植物体をあますことなく利用できるようになりました。(古く硬い葉や茎、枯葉でさえも利用できます。)

遺伝子の多様性にも配慮

野生生物は、同じ種類であっても、いく先々で、その地域に適応して進化しています。つまり自力で移動できない場所にその生き物を「放す」のはあまりよくありません。 これまでの調査で、アサギマダラは、2000km 以上もの距離を旅することがわかっています。ほぼ日本全土に自力で移動できるので、日本全国で放すことができると考えました。(今後、他の蝶の販売も考えておりますが、地域ごとの限定になります。

バックヤードでは、様々な野生植物を育てています。(その一部を虫むこのエサとして使用。)

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